社畜がいなくなる世界

~それは素晴らしい世界~

ワークライフバランスとは

ワークライフバランスが実現した社会とは、仕事に充実感を持ち、一方で趣味や育児、介護、地域活動などの生活の充実を図ることにより、多様な生き方を選択・実現することができる社会です。
言いたいことはなんとなく分かりますが、具体的にはどういった社会なのでしょう。具体的には、就労による経済的な自立が可能な社会、健康で豊かな生活のための時間が確保できる社会、多様な生き方や働き方が選択できる社会です。
これらのような社会が本当に実現すると、個人(労働者)にとっては、まさに充実した「ライフ」を手にすることができるでしょう。
しかし、企業にとってのメリットは何なのでしょうか。ひとつには、女性の離職防止が進むということがあげられます。近年は女性を戦力として重視し、結婚や出産後も継続して勤務することを望む企業も増えています。また、人材育成の観点からも、これまで育ててきた人材が流出し、新たに雇用し再度人材育成を行うことは企業にとっても大きなマイナスです。
商品開発などを行う企業にしてみれば、女性の視点、子育て中の女性の視点や主婦の視点といった様々な視点を持つことはメリットになります。さらに、「ライフ」の時間を増やすことにより、家族と過ごす時間や趣味にあてる時間が増えることにつながり、社会問題となっている労働者のメンタルの問題も軽減していきます。
また、労働者の自己啓発や学習、資格取得の機会も生まれます。このようにワークライフバランスを推進することは、企業と労働者がともにWinWinの関係になることにつながります。
参考サイト:「ワークライフバランスを求めて」http://ask-worklifebalance.com